2016年09月29日

秋突入ですね。

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今年は残暑もなく、いきなり秋になりましたね。天高く馬肥ゆる秋・・・美味しいものがいっぱい!味覚の秋を思いっきり楽しみたいですね。

私たちでは、10年以上前から化粧品を販売していますが、お客様に「どうして化粧品を販売するようになったの?」とお便りがあったので、下記のような返信をいたしました。

創業した当時から高純度木酢液「優肌の精」という商品を販売していました。
木酢液はも木炭を焼くときに出る、そのエキスを採ったものですが、その当時では珍しい不純物を取り除くために蒸留精製した高純度の商品でした。

あるとき、お客様から「優肌の精とグリセリンを混ぜて化粧水として使っています。」とお便りを戴き・・・私はなるほどと思い、その作り方をお客様に紹介したところすごい反響となり、しばらくして「自分で作るの大変だから伸ちゃん作って~」とたくさんのお便りをいただきました。

それなら、私共で化粧品を創ろう!となった訳です。

肌に良い作用があることは確信していました。それというのも、私は有機農法の研究もしていたことがあり、農薬に木酢液とブレンドして散布すると農薬の量を3分の1に減らしても、同じような殺菌防虫作用があることを知っていました。

これは木酢液の浸透性が高いからで、少量の農薬でも効果を高めるのです。植物の葉にも細胞があり、呼吸していますので人間の肌でも同じ作用があるはずだ・・・と思っていました。

しかし、専門家に絶対に売れないと言われました。

私どもの持参した「優肌の精」をみて、研究室の担当は「肌に良いことはわかっているが〜ダメダメ! こんな臭いものが化粧品にしても売れないよ!」とひどいものでした。

どうしてもこれで、化粧品をつくりたいというと「炭の香りを他の香料でごまかしたら」とか「匂わない程度に極少量入れたら」とか言われました。

しかし「どこにもある化粧品なら私たちが作ることはない!」「すべて買い取るから!」と説得して開発を続行してもらいました。

「木酢液」がより品質の安定度の高い「竹酢液」に変わりましたが。なんども試作を繰り返して完成度を高めていきました。


やっと製品化した「炭の露クリアップローション」を不安な気持ちで発売したところ、たくさんのご注文をいただき感激しました。

お客様のお便りに「炭の露が私の肌に奇跡を起こしました!」「肌が見違えるようにみずみずしくなりました」などたくさんの喜びの声をいただき、涙が出るほどうれしかったことを思い出しました。

でぁ