2014年05月14日

新茶の摘み採りがほぼ終了!

5月13日の地元の新聞記事

この期間中はお茶の取引相場欄が登場します。抜粋すると!

 静岡市葵区の静岡茶市場は13日、買い手の茶商の慎重な仕入れが続いた。前日比7%減の7万キロ弱入荷し、平均単価は30円安の1826円だった。静岡地区の主産地は2000円台半ばで商談が進んだが、取引担当者は「買い手の目は1000円台に向いている。仕入れ計画以上には買ってくれない」と振り返った。

 生産の進ちょく率が7〜8割の共同工場の販売担当者は数量が少なかった前半戦を「普通は品質低下分の値下げだが、今年は買い手の都合による値下げだった」と振り返った。

 清水有度は生産を終えた。生産量は前年並みで平年の3割減。単価は前年比2割以上の安値だった。前年の終値が2300円、今年は1400円だった。
(松本利幸)

 袋井・森 森町茶業センターには27口3748キロが持ち込まれ、高値2500円、安値1500円、平均1935円で取引された。

 掛川・小笠 13日で一番茶の生産がおおかた終了。掛川茶市場に1万90キロが上場し、高値2200円、安値1200円、平均1692円。

島田・金谷 島田地域の一番茶は北部の一部を残すのみでおおかた終了した。

 川根 川根地域のあっせん所に78口1万315キロが入荷。高値は手摘み6100円、はさみ4800円、平均3146円だった。

 牧之原 産地問屋は仕上げ、発送作業を進めながら二茶に向けた情報収集に努めている。
                                  以上

この記事でもわかるように、今年の新茶は前年よりかなり安くなったようです。
お茶の摘み取り終盤の下級品は、ペットボトルの原料などにもなります。

ただし単価だけでは、現物と照らし合わせなければよくわかりません。
単価はお茶の良し悪しによりますので、妥当な相場だったかもしれません。

私どもでは茶市場などの相場を見ながら「茶芯会グループの茶農家」より、お茶を集荷して1年間販売できるように新茶を確保します。

私の感じた感覚では上級品は例年並みの品質と価格、中級品は去年より値打ちがあり格安だと思います。私どもの「たまつゆ」や「一番摘み」「荒茶の香り」クラスです。

農家の手取りを少しでも増やしてあげたいですが、1年に一度だけの勝負ですから農家も私たちも大変です。もう一番茶は来年まで収穫されませんので、まじめに今年のお茶を売っていくだけです。

味も香りも私たちが仕入れたお茶が最高だと思っています。ぜひたくさん飲んでくださいね。

でぁ