2010年08月09日

村上龍のカンブリア宮殿!

寝っころがってテレビを見ていて、たまたまチャンネルを「カンブリア宮殿」に!

ゲームソフトの『カプコン』の社長が出演していて、とても刺激になったので、

話をしたい。『カプコン』の社長は、もと駄菓子やの親父さんだったそうだ。

それが、なんでゲームソフトの会社になったのかが面白く、すごい感性だと驚いた。

駄菓子屋で昔、店頭に十円玉を入れて、自分で綿菓子を作る機械を置いたところ、

子供はお菓子が欲しくて綿菓子を買うのではなく、綿菓子が機械からフワ〜っと出て

来るのが面白くて、十円のお金を使うことを発見したのでゲームメーカーになったと

はなした。・・・・ここまででピンと来る人はかなり感度が良いかもしれない〜

衣食住が満たされる特に欲しいものがない時代になった、その状況はこれから益々

そんな時代になるが、なればなるほどワクワクすることがなければ、ストレスが溜ま

る。したがって遊びの価値は必然と高くなるはずと考えたわけだ〜

そんな風に20年以上前に考えたのも凄いし、そのような仕事を変えたのは凄い!

インベーダーゲームを売り出して大当たり800億だか1000億円も売り上げる会社

になったのは、この感性の凄さだと感心した。

もうひとつ面白いことをいっていた、社長は販売や制作の現場にはいかないらしいし

話もしないらしい。現場主義を唱える社長が多い中で珍しい。

その理由は人の話には情緒がからみ、経営判断がぶれるからだと言っていた、つまり

人の報告は冷静な判断を鈍らせることが多い、数字の方がうそがないから数字を

信用して、経営判断すると徹底、この辺も感性の凄さを感じた言葉だった。

まぁ、当分、私もやるべき事があるなぁ、経営者としてまだまだなぁ〜

と感じた一日でした。 でぁ